6月17日、黒潮町佐賀北部実習班は、さが谷三里マーケットの5周年に合わせて行われた集落活動センター佐賀北部とあったかふれあいセンターこぶしの合同祭に参加しました。学生たちはは、地域のかつての祭りや生業、人のつながりがわかるような写真を集めた展示、これまでの実習内容をまとめたスケッチブックや映像などを展示したトークルームの設置、お惣菜や農作物などの販売支援などを行いました。写真を通して、高齢者の方たちはいろんな記憶がよみがえり、話がはずみました。どの話も、この機会を逃すと忘れられ、消えてしまいかねない地域の姿を教えてくれるものであり、学生たちは熱心に話を聞き、記録していました。昨年の写真展は、学生の現地実習自粛時期に行われたため、学生はZoomでのリモート参加になってしまいました。今回は設営準備から来客者の案内、他店舗との連携、地域の方との振り返り、片付けまで、すべてに学生が参加することができました。相互に助け合ったり、情報を共有して、これからのことを一緒に考えていくための大事なつながりを作る貴重な機会になりました。