7月17日、1年生の必修科目「地域協働論」で、地域協働学部3期生の卒業生・仲田和生さんにご講義いただきました。
仲田さんは長野県出身。学部卒業後は高知大学大学院地域協働学専攻へ進学し、「空き家」をテーマに研究に取り組みました。
修了後は議員秘書として勤務した後、地元・長野県信濃町へ地域おこし協力隊としてUターンし、現在は空き家対策に取り組んでいます。
🔳「なんとなく」から「自分が興味を持てること」へ
講義では、自身の生い立ちから大学進学、学生時代、大学院時代、議員秘書、そして現在までを、それぞれのフェーズに分けて振り返りながらお話ししてくださいました。
高校時代までの仲田さんは、同級生と自分を比べて自分の置かれた環境を嘆くこともあったそうです。地域協働学部へは3月31日に補欠合格し、翌4月1日から高知での生活が始まりました。
入学後は、さまざまな大人との出会いに恵まれ、授業や課外活動に取り組む中で、意思決定の基準が、それまでの「みんながやっているから、なんとなく」から、「自分が興味を持てること」へと変わっていったと語られました。
海外へ渡航した際には、その資金を友人と干物を販売して集めたことや、高知ファイティングドッグスで同い年だったブルキナファソ出身の選手の実家を一緒に訪問したこと、その際、子どもたちへの野球ボールを大量に持ち込んだため空港で怪しまれ、しばらく荷物を返してもらえなかったことなど、ユーモアあふれる実体験も交えながら、学生時代を生き生きと振り返ってくださいました。
🔳実践の積み重ねが今につながる
学部時代の実習では南国市稲生地区で活動し、地域の方々との信頼関係を築くため、草引きや祭りなど、さまざまな地域活動に地道に参加したそうです。その積み重ねが実を結び、地域の方々を巻き込みながら実習活動を展開できるようになったと話してくださいました。
大学院では空き家問題の研究に取り組み、現在は信濃町で実践を重ねています。
「空き家問題は点で考えるのではなく、地域の人が自分たちのまちづくりの問題として捉え、取り組むことが大切」という仲田さんの言葉からは、学生・大学院時代の実践が現在の仕事へと確かにつながっていることが伝わってきました。
🔳後輩たちへのメッセージ
仲田さんは、「協働とは、面倒なことを全て引き受け続けること。泥臭い人間でいること。そういうことを面白がれること」と語りました。
そして最後に、1年生へ向けて「何にでも挑戦してみること!」と力強いエールを送ってくださいました。




















