高知大学医学部附属病院(代表)088-866-5811
〒783-8505 高知県南国市岡豊町小蓮185-1
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通常、リニアックを用いた照射では、人体(腫瘍)に対して、多方向から腫瘍の投影形に応じて照射野・線量を変え照射します。これは腫瘍に最適線量を与え、正常組織に出来るだけ放射線を当てないようにするためです。そのために、CTやコンピュータを使いシミュレーションを行い照射方法を決定します。 患者さん一人一人に適した治療計画を立て、放射線を安全に効率よく照射し、高い治療効果を得るために、照射の前には必ずシミュレーションを行います。 |
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照射位置を決めるため、CTを用いて正確な患部の大きさや位置などを確認します。これらの画像を治療計画用コンピュータに転送します。 |
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取り込んだ画像データを元に、組織の放射線吸収係数、放射線エネルギーなどをもとに適切な線量分布・線量を計算シミュレートし、照射方法・条件を決定します。 そして、照射条件を治療装置に転送します。 |
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治療装置(照射装置)に照射条件・照射スケジュールの登録を行い、照射の準備を行います。照射中は治療室で患者さん一人になりますが、上記のようなカメラ・モニターで様子を見ております。また、マイクも設置しており、治療担当者とも会話できるようになっておりますのでご安心ください。 |
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2010年末、当施設で3台目の治療装置となるNovalis Txが導入されました。この装置では主に頭部・頸部の治療や前立腺のIMRTなどを行っています。また、骨髄移植のための全身照射や、頭部や胸部の腫瘍に対して、通常の外部照射よりも高い精度で位置決めを行い、放射線を病変の形状に正確に一致させて3次元的に大線量を集中的に照射する定位放射線治療も行っています。 |
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続いて2012年末には、新しい治療装置、Clinac iXが導入されました。Novalis Txとは照射できる放射線のエネルギーが異なっており、使い分けをしています。こちらの装置では主に乳房や胸部、骨盤部への照射を行っています。 |
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