地球掘削科学共同利用・共同研究拠点

高知大学 海洋コア総合研究センター

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センター紹介

センターについて

センター長のあいさつ

センターの役割

国際・国内連携

海洋コアとは?

 

センター長のあいさつ

高知大学海洋コア総合研究センターは、海洋コア試料の冷蔵・冷凍保管から、基礎解析、さらに応用研究までを一貫して行う事が可能な高度な研究設備を備える、我が国で唯一の研究機関です。当研究センターの前身は、2000年に設立された学内共同教育研究施設である「海洋コア研究センター」です。2003年から国際深海科学掘削計画(IODP)等で得られた掘削コアを中核にした海底試料の分析・計測および保管を任務とする全国共同利用施設としての活動を開始し、さらに2009年6月に「地球掘削科学共同利用・共同研究拠点」として文部科学大臣から認定を受け、更なる教育研究活動を展開しています。近年では、年間延べ1700名程度の内外の研究者が来訪しています。当研究センターの施設・設備は、国立研究開発法人海洋研究開発機構との連携協定のもとで「高知コアセンター(Kochi Core Center; KCC)」として共同運営をしています。
2018年に実施された共同利用・共同研究拠点としての第2期中間評価においては、新たに相対評価が取り入れられました。幸いにも、皆様方による共同利用・共同研究成果の蓄積および当研究センター教職員の弛まない努力により、第1期期末評価と同様のA評価を得ることが出来ました。2019年度から第2期の後半が始まりましたが、これまでの研究教育活動の延長のみならず、① 国際化を一段と推進する、② 学術コア試料の新規レポジトリーと基礎情報データベースを整備する、③ 広く地球惑星生命科学コミュニティにも貢献する公募型共同研究を開始する、④ 研究教育機関や一般企業の方が"随時"利用できる分析機器の利用システム(高知コアセンター分析装置群共用システム)の運用を継続し施設・設備の利用率をより一層向上させる、⑤ 若手研究者育成のための事業展開、等を計画しています。そのためのアクションの一環として、当研究センターのホームページをリニューアルいたしました。 幸いの事に、2018年度から新たに共同利用・共同研究プロジェクト「古海洋コアビッグデータによる未来地球の描像-温暖化地球(400ppm超CO2ワールド)の読解-」を開始することができました。今後とも当研究センターをご支援・ご鞭撻頂ければ幸いです。

 

センターの役割

●地球掘削科学共同利用・共同研究拠点
●国際深海科学掘削計画(IODP)におけるコア保管・分析の拠点
●地球システム科学に関する学内教育研究拠点

 

国際・国内連携

国外・国内の地球科学系の研究所および大学などと国際協力協定を締結し、積極的に国際共同研究、国際交流を展開しています。

国際連携

国内連携

 

海洋コアとは?

海洋観測船や深海掘削船による研究航海の際に採取あるいは掘削された連続柱状試料(コア)は、全地球規模における過去の地球環境変動(例えば、海水面変動、地磁気の変化、海流系の変動、水温変化など)を記録しているレコーダーです。過去から現在にいたる地球環境変動を詳細に解析するためには、海底に降り積もった堆積物を乱すことなく採取することが重要です。
●世界の海域で採取された海洋コア試料(右写真)
コアが採取された海底の水深や環境によって、海底に降り積もっている堆積物の種類や粒子のサイズが違います。

これらのコアは東京大学海洋研究所「白鳳丸」により採取
①日本海(富山湾)・明暗互層(水深2,436m)
②日本海(富山湾)・ラミナ(水深2,373m)
③東シナ海(沖縄トラフ)・半遠洋性堆積物(水深1,709m)
④アラビア海(アデン湾)・石灰質軟泥(水深1,184m)
⑤アラビア海(アデン湾)・石灰質軟泥(水深1,474m)
⑥スルー海(赤道太平洋)・石灰質軟泥(水深2,993m)
⑦南大洋(南極海)・珪質軟泥(水深3,358m)

海洋コアの採取

海洋研究開発機構の学術研究船(『白鳳丸』、『新青丸』)や研究船(『みらい』、『かいれい』等)による研究航海にコアセンターの専任教員や大学院生が参加し、海底から連続的な海洋コアを採取します。
世界中の海域で海底コアを採取する研究調査航海に参加しています。

海洋コア試料は、ピストンコアラーやマルチプルコアラーという装置を使って海底から連続的な海洋コアを採取しますが、その仕組みはどうなっているのでしょう?

ピストンコアのアニメーション(by M.T.)

採取された海洋コア試料の解析の流れ

コア解析の流れ[PDF]