高知大学農林海洋科学部・大学院総合人間自然科学研究科農林海洋科学専攻

研究紹介
持続可能な未来に向けて、農林海洋科学分野の研究が果たす役割は多岐に渡ります。
高知大学では多くの個性的な教員が、地の利を活かし世界に貢献できる様々な研究活動を行っています。

特集記事−Feature Article

SX―地球社会のサステナビリティに挑む新時代の農学研究―海・川・土壌の環境保全の現場から

地球環境の悪化は、今や経済・社会にも大きな影響を与える問題として認識されています。これまで企業が社会的責任として取り組んできた環境対応は、企業の成長・利益伸張につながる重要なカギとして重要視され始めており、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)という考え方に注目が集まっています。

「SX」とは、様々な課題が絡み合う現代社会において、経済の持続可能性と環境の持続可能性を同期させることで、両者を次世代につないでいこうという戦略方針を指します。
高知大学農林海洋科学専攻では、これまで様々な角度から、人の営みと地球の共存について探ってきました。
今回はその中から、「海洋」「水環境」「土壌環境」に焦点をあて、最新の研究をご紹介します。 (2023年度取材)