地球掘削科学国際研究拠点

高知大学 海洋コア国際研究所

HOME

研究所紹介

研究・教育活動

共同利用

成果・広報

HOME > 共同利用 > 学術コアリポジトリ

共同利用

学術コアリポジトリ

学術コアリポジトリの概要

高知大学学術コアリポジトリ(KU-ABCR)では、JAMSTEC、IODP等の既存のコアキュレーションで扱われないコア試料の保管、二次利用システムの運用を進めており、一部の管理コア試料の基礎情報(採取地点の情報(緯度、経度、水深等))データベースの公開を始めました。利用希望、非公開コアデータなどデータベースへの質問は、学術コアリポジトリ運用室、および、海洋コア室(海洋コア国際研究所事務室)へお問い合わせ下さい。


(更新履歴)
2020/12/25 学術コアリポジトリデータベース公開を始めました

学術コアデータベース
学術コアリポジトリで保管しているコアの基礎情報データベースです。

保管対象とするコア
基礎情報(※)が明確になっており、学術的な利用価値があると判断されるコア。
(※)基礎情報は、採取地点の情報(緯度、経度、水深等)、航海主席研究者、責任者等について網羅されていること。

保管を受け入れるコアの例

●地球掘削科学共同利用・共同研究拠点における共同利用研究に供されるコア、もしくは、過去の共同利用研究にて利用されたコア。

●2018年度(公募一元化)以前に東京大学大気海洋研究所の共同利用航海(白鳳丸、新青丸、淡青丸)で採取された海洋コア。

●2019年度以降に東京大学大気海洋研究所・海洋研究開発機構の共同利用航海(白鳳丸、新青丸、よこすか、かいれい)で採取された海洋コアのうち、研究者が当面管理するコア。

●国際陸上科学掘削計画(ICDP)およびその他のプロジェクトで採取された陸上掘削コア。

●大学練習船、外国研究船などで採取された海洋コア。

●国内で採取された湖沼コア。

●その他(要望があれば随時検討する)


※新たに採取されるコアだけでなく、過去に採取され大学・研究機関等で保管されているコアも対象とする。

モラトリアムと二次利用
モラトリアム期間(5年間を想定)を超えたコアはコミュニティに公開し、サンプルリクエストに応じて二次利用に提供します。

KU-ABCR利用に関して
<コア保管申請>
KU-ABCRの利用申請手順は以下のとおりです。
(1) 受け入れ試料評価:試料保管を希望する際、まずは運用室にて当該試料がKU-ABCRの保管対象になるか、評価を行います。 以下の保管利用申込書に必要情報を記入の上、運用室までご連絡ください。受け入れ評価後、運用室から連絡があります。
(2) 保管依頼の申し込み: 保管利用申込書の最終版を提出ください。モラトリアムは原則五年を想定しております。 モラトリアム期間後、保管試料の基礎情報は原則公開されます。データ公開の許諾等が必要な場合は、 関係機関の必要な手続きはコア責任者(CRP)の方が抜かりなく行ってください。
(3) 試料輸送・保管: KU-ABCR運用室と試料搬送スケジュールの調整をして下さい。
(4) 受け入れ保管の確認: 試料保管作業後、運用室から試料受領および保管場所の連絡があります。
KU-ABCRの保管試料は、基礎データ公開を原則としますが、全国共同利用試料の一時預かり、 情報公開をしない試料の保管にも対応します。試料保管運用室にご相談ください。

<サンプルリクエスト、サンプリング>
KU-ABCR保管試料の利用は、以下の手順になります。
(1) コア試料の選び出し: 運用室からコア責任者の連絡先を入手し、サンプリング許可を得てください。サンプリングしたいコアの状態把握などは、運用室にご確認ください。
(2) サンプル申請:サンプルリストを作成して、運用室にご提出ください(任意形式)。コア責任者の方からの正式なサンプリング許可をいただきます。
(3) サンプリングスケジュール調整: サンプリング自体は、原則申請者の方に行っていただきます。 KU-ABCRでは、サンプリング・試料発送は原則行なっておりません。手続き、試料用具準備等は運用室にご相談ください。

学術コアリポジトリ運用室
室長:池原 実(ikehara[※]kochi-u.ac.jp)
(メールアドレスは[※]をアットマークに変えてお送りください。)

問い合わせ先

〒783ー8502 南国市物部乙200
海洋コア国際研究所 事務室(研究国際部 研究推進課 海洋コア室)
TEL:088-864-6712
FAX:088-864-6713
E-mail:kk21[※]kochi-u.ac.jp
(メールアドレスは[※]をアットマークに変えてお送りください。)