国際学会報告 43rd Critical Care Congress
2014.01.9-14
2014.1.9-14にサンフランシスコで開催された43rd Critical Care Congressに中村,矢田部で参加しました。

発表は2演題,播種性血管内凝固の治療薬に関する研究と,ICUでの必要熱量に関する研究をポスター形式で行いました。SCCMの学会に参加するのは初めてだったので,演題登録の段階からドキドキでしたが,無事に参加できてよかったです。
事前の案内では1分間で発表するように書かれていたので,1分で発表できるように練習しましたが,意外と他の演者の方々は長く発表していました。真面目に1分間で発表したために,議論の時間が長く,質問もいくつかいただいたので,いい経験を積むことができました。
器械展示では栄養を投与するための胃管の位置を安全に確認するためのデバイスが2つありましたが,いずれも日本で未発売なので興味深かったです。また,他の研究者のポスターを見て回ることで,集中治療領域でこういう研究ができるんだというアイデアをいくつか得ることもできました。



宿泊はフィッシャーマンズワーフに近いホテルにしました。フィッシャーマンズワーフに近く夕食はすぐにおいしい海鮮料理を食べることができるし,ケーブルカーの始発駅にも近く,学会場までケーブルカーで行くにも非常に便利でした。
学会の合間に近くのショートコースで1時間程,ゴルフをすることもできました。また,帰国の日,午前中,時間があったのでサンフランシスコジャイアンツの球場見学もしました。全米で最も美しい球場の1つに挙げられるだけあって,海に面してきれいな球場でした。何よりツアーが英語でしたので,リスニングのいい勉強になりました。
初めて参加した学会でしたが,天気に恵まれて,料理もおいしく,現地の方も親切で非常に充実したサンフランシスコでした。