2016.10.1-10.5
国際学会報告
ESICM 2016
竹内 雅音(初期研修医1年目)
ESICMに参加させていただいて
この度10月1日からイタリア・ミラノで開催されたESICM(European Society Of Intensive Care Medicine)に参加させていただきました。今回自分の発表はなく、矢田部先生、田村先生、西垣先生の発表に同伴させていただくという形でしたが、初期研修1年目から海外での学会に参加させていただき、大変貴重な経験をさせていただきました。
これまで日本の学会にも参加したことがなく、他の学会とは比較ができないのですが、世界中の医療者たちが集中治療における様々な研究やトピックについて発表したり、医療機器展示ブースでは多くのメーカーが最新の医療機器を展示しており、学会自体の規模の大きさに驚きました。そしてそんな大きな舞台で矢田部先生、田村先生、西垣先生たちが発表されている姿を見て、憧れの気持ちと共に、いつか自分もこういう場で発表をしてみたいという、今後の目標を立てることができ、とても良い刺激を受けることができました。
元々学生時代から集中治療の分野に興味があったため、今回の学会の内容は自分の興味があることばかりでした。そもそも英語があまり得意ではないため、様々な発表や講演の全てを理解できたとはとても言えませんが、それでも世界中の集中治療を専門としている医師たちが集まり、その中でも大家の先生方の講演を聞くことができたことは、これまで経験したことがないほど貴重な時間でしたし、改めて集中治療への関心を深めることきっかけになりました。
まだまだ初期研修医という立場であり様々な面で実力不足、経験不足ではありますが、今回の学会で刺激を受けたこと、目標としたことを忘れずに今後の医師としてのキャリア形成に役立てていけたらと思います。
最後になりますが、今回の学会に参加させていただく上でお世話になりました横山教授、矢田部先生、田村先生、西垣先生を始め、麻酔科医局員の先生方にはこの場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
学会会場にて
機器展示会場にて