学部・大学院

研究科長ごあいさつ

「地域イノベーション」を担う人材の育成

   高知大学大学院総合人間自然科学研究科は、修士課程7専攻(人文社会科学専攻、教育学専攻、理工学専攻、医科学専攻、看護学専攻、農林海洋科学専攻、地域協働学専攻)、専門職学位課程1専攻(教職実践高度化専攻)、博士課程3専攻(応用自然科学専攻、医学専攻、黒潮圏総合科学専攻)で構成しています。修士課程は、学士課程教育との有機的な連携を深めるために、令和2年度に大幅な組織改革を行いました。地域協働学専攻は、「地域協働」による高度な地域人材の養成を目的として新設された専攻です。また、理工学専攻は、工学分野の強化を通じて研究開発力および課題解決力に秀でた高度専門職業人の育成をさらに推進するため、農林海洋科学専攻は、農学分野と海洋科学分野の様々な事象を資源科学的視点から俯瞰的にとらえる領域横断的教育・研究を促進するため、それぞれ、理学専攻、農学専攻を基盤とする新しい専攻です。一方、博士課程では、医学専攻に、海洋研究と医学を絡めた教育・研究を発展させる海洋医学コースを令和2年度に新設しています。
 平成31年1月に中央教育審議会から出された「2040年を見据えた大学院教育のあるべき姿」という答申によると、Society 5.0 等に向けた社会の変化の中で、大学院に対して、知の生産、価値創造を先導する「知のプロフェッショナル」の育成を中心的に担うことが期待されています。また、高知大学は、地域の大学として、地域課題解決のために社会に変化や革新をもたらす新たな価値の創造「地域イノベーション」の中核となる人材の育成を推進する必要があります。
 これらの要請に応えるためにも、高知大学大学院総合人間自然科学研究科各専攻での現場主義に立脚した幅広い教育・研究を通じて、学術の理論及び応用の深奥をきわめ、新たな知の生産につながる深い学識と卓越した問題解決能力を培ってください。そして、先導的、独創的、国際的な研究を展開し、地域の文化・社会・国際関係の発展に貢献するために、「地域から世界へ、世界から地域へ」と活躍の場を広げてくださることを期待しています。

 大学院総合人間自然科学研究科
研究科長 岩崎 貢三

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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