高知大学農林海洋科学部・大学院総合人間自然科学研究科農林海洋科学専攻

農林海洋科学部ならではの学び
自然を体感する実学授業、フィールドサイエンス実習。
これほどまでに大規模な実習を1年生必修で学ぶのは全国的にも例がありません。

フィールドサイエンス実習

農場、森林、河川、海洋・海底などのフィールドに飛び出し、
生態系のつながりや生産活動と環境保全のバランスを学びます。

1年生全員が履修するフィールドサイエンス実習は、自然の中で行う実習だけでなく、企業や工場、市場など様々な産業の現場も見て回り、食や農のものづくりの最前線を肌で感じることで、大学での学びと社会のつながりを早くから意識していきます。

▶︎実習メニュー
田植え体験・稲刈り体験、野菜の植付け・栽培体験、野菜や果樹の収穫、土佐あかうしとのふれあい、演習林での間伐体験、樹木観察、河川の流速・流量・水質測定、カツオの解体とタタキ作り、シュノーケリング、磯の生物採集・魚釣り、臨海実習、海洋コアセンター見学、微生物実験、企業訪問

広大な農場がすぐ目の前に!

物部キャンパスの一番の特徴は、ズバリ農場! なんと校舎の目の前に牧草地が広がっていて、高知特産の土佐あかうしが放牧されています。
ビニールハウスや畑が校舎のすぐ近くにあり、研究や実習授業に使用しています。また、キャンパスには実験棟が整備されていますし、研究室には実験設備が整っていますから、自分の好きな実験や研究が、思う存分できます。

充実した研究施設

遺伝子実験施設

基礎的な分子生物学から幅広い応用分野まで質の高い教育と研究を目指し、遺伝子操作の手法を用いて、遺伝子の本体である核酸並びにタンパク質及び酵素の構造解析を行っています。また、微生物や動植物の遺伝子の組換えによって、新たな遺伝子を導入した生物を作り出し、遺伝子機能の有効利用を目指しています。

海洋コア国際研究所

海洋コアの総合的な解析を通して地球環境変動要因の解明や海洋底資源の基礎研究の実施を目的とし、全国共同利用施設として設立され、2004年からJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)と共同運用を行っています。
海洋コアの冷蔵・冷凍保管をはじめとし、コア試料を用いた基礎解析から応用研究までを一貫して行うことが可能な国内唯一の研究機関です。

農場・IoP実験施設

農業情報の一元化、収穫量・時期の予測や作業の効率化を担うIoPクラウドを構築し、施設園芸農業の飛躍的発展を目指す実験施設です。

海洋生物研究教育施設

須崎市浦ノ内湾の湾口部に位置し、養殖技術や漁場造成、環境保全などに関して、調査・実験・研究を進めるのに好材料が揃っている施設で、学部生の臨海実習、海洋観測実習、水産増殖実習などの合宿実習に利用されています。

附属暖地フィールドサイエンス教育研究センター

フィールドサイエンスに関する循環型農林業生産の教育研究推進と共同研究等による地域及び国際社会への貢献を目的に設置されました、研究活動のほか、技術開発、技術支援も行われています。

附属暖地フィールドサイエンス教育研究センターサイト
学術情報基盤図書館 物部分館

主として農林水産関係の専門図書と資料を収集し、学内の教育・研究を支援すると共に、地域住民にも専門資料を公開し、地域社会への貢献を図っています。アクティブ・ラーニングに対応した多様な学習空間を提供しています。

図書館 物部分館サイト