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小児神経精神医学コース

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目的

近年、発達障害は、発達のさまざまな段階で見られる適応困難や狭義の精神医学的問題の基盤にあり、リスクを有するケースの早期発見と早期診断の重要性が 国際的な共通認識になっています。その重要性は、発達障害だけではなく境界域も含んだ知的障害、染色体異常に伴う行動表現型症候群、てんかん症候群、チック症なども同様に見られます。 さらに摂食障害、不安障害、児童虐待などによる子供の心理的問題も年々増加し、専門的な対応が益々求められています。

本コースでは、上記の小児神経精神医学的疾患や障害を対象に、下記の研究能力を身につけることを目指します。

  1. 疫学、病態、評価、治療、療育等について幅広い知識
  2. 専門診療を通じで適切な技能や態度
  3. 未解決の課題の研究を行う

そして、以上を通して研究指導能力を備え、発達障害等が抱えている広範な社会的問題の対処に当たれるような人材を育成します。 教育課程の一部は、協定校であるヨーテボリ大学(クリストファー・ギルバーグ教授)と昭和大学医学部(加藤進昌教授)と連携して行います。

  • 小児神経精神医学的な疾患や障害を、小児神経学的視点と児童精神医学的な側面から、かつ生物・心理・社会的な観点から診療することのできる人材を育成します。
  • 医学的視点に限らず、教育的、福祉的視点を持ち、他職種との協力・共同の中で専門性を発揮することのできる人材を育成します。
  • 臨床に根差し地域に還元できる研究を、国際的レベルで遂行できる人材を育成します。

アドミッションポリシー

医学専攻では、その設置理念・目的に基づき、自然科学から人間科学の多岐にわたる分野で培われた知見や研究内容の特徴を生かし、医学・医療を通じて社会発展に寄与しようとする人材を求めます。

医学部卒業生(医療系大学院修士課程修了者を含む)及び非医療系大学院において発達障害に関する研究で修士の学位を授与された者で、以下のような人を求めます。

  1. 小児科医あるいは児童精神科医を志望し、発達障害についての理解と経験を深めたいと思っている人
  2. 小児科医あるいは児童精神科医のキャリアとして、病院臨床の枠を超えて、児童福祉や行政まで視野に入れて考えている人
  3. 小児神経精神医学について、国際的な視野を持って実践や研究をしていきたいと考えている人
  4. 臨床的な視点からの発達研究に興味のある人

履修方法

博士課程共通科目2単位、専攻内共通科目(「生命・医療倫理学」は必修、その他の科目は2単位以上選択必修)から3単位以上、特別研究科目10単位、 基礎科目の必修科目5単位、専門科目から10単位以上、合計30単位以上を履修するものとします。

研究指導教員及び主たる研究内容

研究指導教員 所属講座など 主たる研究内容 文系 理系
(新任教員) 神経精神科学 早期精神病の診断と治療、メンタルヘルス・うつ病・神経症性障害・統合失調症の病態、治療、家族心理教育
藤枝 幹也 小児思春期医学 小児期の発達障害、学習障害の早期診断と治療、てんかん患者における発達障害の診断と治療、多職種連携による患児をとりまく社会・環境の整備

〔注〕○については、医学部医学科又は歯学部以外出身者の受け入れ可能を表します。ただし、医療系大学院修士課程修了者及び非医療系大学院において発達障害に関する研究で修士の学位を授与された者に限ります。

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