EDUCATION

老年病・循環器内科学

  1. HOME
  2. 教育
  3. 医学科
  4. 医学科講座・研究室一覧
  5. 老年病・循環器内科学

研究室紹介

当教室の主な専門領域は循環器内科学ですが、老年医学的側面からのアプローチを多く取り入れた研究が行われています。

◎ 循環器内科学の領域では、肥大型心筋症や拡張型心筋症などの心筋症について、種々の臨床的アプローチに遺伝子解析を組み合わせた研究を行っています。
その中で、心アミロイドーシス、心ファブリー病、心サルコイドーシスなどの二次性心筋症の診断、病態効果、新規治療薬へのアプローチを行っています。
心不全に関しては、多施設共同研究の成果を中心に、特に高知県に多い高齢者心不全の病態解明や予後改善へのアプローチを行っています。さらに、フレイル/サルコペニアとの関連について心臓リハビリテーションや栄養の観点も含めて研究を行っています。

◎ 老年医学で中心となる研究は、心不全などの循環器疾患とフレイル/サルコペニアとの関連についての検討を行っています。

研究内容

◎ 心筋症研究

肥大型および拡張型心筋症の病因・病態・予後につき包括的な病態解析を実施しています。特に肥大型心筋症の遺伝子解析を積極的に進めており、新しいサルコメア遺伝子異常の同定とともに、その臨床的な表現型との関連性を明らかにしています。また我が国に多い心尖部肥大型心筋症の病態の解明を目指しています。日本人の肥大型心筋症の実態や予後を明らかにするため全国多施設共同研究(主幹)を行っています。また、心アミロイドーシスや心サルコイドーシスの診断や治療の新しい戦略を探索・研究しています。

◎ 心不全

高齢者心不全の予後や再入院を規定する因子を明らかにするため、高知県の基幹病院による多施設共同研究を行っています。また「心不全診療の連携の会」を構築し高齢者心不全の包括的な研究・診療を行っています。

◎ 高齢者の循環動態と臓器障害に関する研究

高齢者心筋梗塞の臨床病態および心房細動と脳・心血管障害との関連性、大動脈硬化の心・脳臓器障害に及ぼす影響などについて検討しています。併せて、血管内皮機能や生化学的側面からみた動脈硬化のメカニズム・治療・予防に関する研究や、自律神経系による循環制御の評価も行っています。

スタッフ紹介

役職名・所属 氏名 詳細

老年病・循環器内科学講座

教授 北岡 裕章 研究者総覧へ
准教授 山﨑 直仁 研究者総覧へ
助教 弘田 隆省 研究者総覧へ
助教 野口 達哉 研究者総覧へ
役職名・所属 氏名 詳細

内科(老年病・循環器内科)

講師 久保 亨 研究者総覧へ
助教 馬場 裕一 研究者総覧へ
助教 宮川 和也 研究者総覧へ
特任助教 濱田 知幸
役職名・所属 氏名 詳細

公衆衛生学

准教授 宮野 伊知郎 研究者総覧へ
高知大学医学部 老年病・循環器内科学

高知大学医学部 老年病・循環器内科学

TEL:088-866-5811内線22683

(医局秘書)088-880-2352

FAX:088-880-2349